目次
概要
各種プログラミング言語の文法チェッカーflycheckをインストールし設定します。
インストール環境とソフトウェアのバージョン
文書作成時のOS,ソフトウェアのバージョンは以下のとうりです。
OS:Debian buster(testing)
Emacs:25.2.2
elpa-flycheck:31-1
flycheck
インストール
flycheckはelpa-flycheckというパッケージになっているのでこれをインストールします。また、ドキュメントflycheck-docもインストールします。
apt-get install elpa-flycheck flycheck-doc
設定
‘/usr/share/emacs/site-lisp/elpa-src/flycheck-31/flycheck.el’ のSetup欄より
設定ファイルに
(add-hook 'after-init-hook #'global-flycheck-mode)
と書きます。
また、’/usr/share/doc/elpa-flycheck/html/user/installation.html’にはuse-packageを使った設定が書いてあります。
(use-package flycheck
:ensure t
:init (global-flycheck-mode))
と書きます。
どちらか一方を書けばよいです。
あとは、’/usr/share/doc/elpa-flycheck/html/languages.html’を見ながら各言語に必要なソフトを入れていきます。
Go言語
例としてGo言語のflycheckの設定をしてみます。
具体的には’/usr/share/doc/elpa-flycheck/html/languages.html’のGo言語の欄の1〜3のgo-gofmt、go-golint、go-vetを設定します。
コマンド’gofmt’,’go vet’はgolang-goパッケージをインストールしたときに一緒に入っています。別途golintをインストールします。
apt-get install golint
3欄’go-vet’はカスタマイズ変数flycheck-go-vet-print-functions、flycheck-go-vet-shadow、flycheck-go-build-tagsでカスタマイズできます。
しかし、すべてデフォルトのnil(無効)でよかったので設定ファイルに追加の設定はしていません。