シンタックスチェッカーflycheckのインストールと設定


目次

  1. 概要
  2. インストール環境とソフトウェアのバージョン
  3. flycheck
    1. インストール
    2. 設定
  4. Go言語

概要

各種プログラミング言語の文法チェッカーflycheckをインストールし設定します。

インストール環境とソフトウェアのバージョン

文書作成時のOS,ソフトウェアのバージョンは以下のとうりです。

OS:Debian buster(testing)
Emacs:25.2.2
elpa-flycheck:31-1

flycheck

インストール

flycheckはelpa-flycheckというパッケージになっているのでこれをインストールします。また、ドキュメントflycheck-docもインストールします。

apt-get install elpa-flycheck flycheck-doc

設定

‘/usr/share/emacs/site-lisp/elpa-src/flycheck-31/flycheck.el’ のSetup欄より

設定ファイルに

(add-hook 'after-init-hook #'global-flycheck-mode)

と書きます。

また、’/usr/share/doc/elpa-flycheck/html/user/installation.html’にはuse-packageを使った設定が書いてあります。

(use-package flycheck
  :ensure t
  :init (global-flycheck-mode))

と書きます。

どちらか一方を書けばよいです。

あとは、’/usr/share/doc/elpa-flycheck/html/languages.html’を見ながら各言語に必要なソフトを入れていきます。

Go言語

例としてGo言語のflycheckの設定をしてみます。

具体的には’/usr/share/doc/elpa-flycheck/html/languages.html’のGo言語の欄の1〜3のgo-gofmt、go-golint、go-vetを設定します。

コマンド’gofmt’,’go vet’はgolang-goパッケージをインストールしたときに一緒に入っています。別途golintをインストールします。

apt-get install golint

3欄’go-vet’はカスタマイズ変数flycheck-go-vet-print-functions、flycheck-go-vet-shadow、flycheck-go-build-tagsでカスタマイズできます。

しかし、すべてデフォルトのnil(無効)でよかったので設定ファイルに追加の設定はしていません。


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